後ろ手縛りを解いたからといって、攻めが終わったわけではない。
「ブーン」
クリトリスを執拗に電マで責めあげると、
「ビチョビチョ」
加奈はまた潮を吹いた。
「気持ちいいーーー」
加奈はわずかに動く腰でクリトリスへの当たり具合を調整している。 自分で気持ちよくしているので、電マを枕で固定して、
感じている加奈の表情を鑑賞することにした。
あとで聞いた話だが、加奈は感じてくると自分の腕を噛む癖があるそうだ。 まだそのレベルまでいっていなかったが、
クリトリスに程よい刺激を与えながら、枕を抱きしめていた。
私は加奈の感じた表情を見たかったので、 枕を取り除こうとしたが、顔を背けながらも枕を話さなかった。 枕に抱き着くのが嵩じたら、腕を噛むんだということは
プレイのあとでの話だった。
「ブーン」「ジュルジュル」の繰り返しが続いたが、
「はーー、もうダメ…ふーー」
と満足したような言葉を発したので、責めもここまでにした。
両足のM字に固定した縄も解いてあげて、 下に敷いたタオルを動かそうとした時、
タオルに赤い血がうっすらと滲んでいるのがわかった。
「生理が始まったみたいだね…」
事前のメールで女の子の日が始まりそうだとは聞いていて、 「始まったときは対処するからね」と言って、
恐れていたことが起こった…泣
私「今回はここまでだね…」
加奈「うん、生理になるとさーっと冷めるんよ」
私「私も血見るのだけはダメ…」
あれだけクリトリスの位置を程よいところに腰を動かしていた加奈が、 あれだけ丹念に縛りあげ、チンチンの用意も万全にしていた私が、
お互いの合意でプレイは中断ということになった。
今回のプレイは終了です。
ここまでで、約1時間のお試しコースでした。
ただ、今回は当日の内容を詳細に記載しておくことが目的ですので、
のこりの2時間のことをこれから綴っていきます。